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【ECU燃料調整について】

 

久しぶりにECUネタ。

 

というわけで、今回は、

 

【ECU 燃料調整編】

 

様々なことができるECUですが、

燃料調整でできることを今回はすこーし詳しくお話。

 

まず、初歩的なお話ですが、

 

皆さんバイクカスタムされますよね?

 

マフラーを変え、エアエレメントを変え・・・

 

あれ?アフターファイヤーがスゴイ・・

 

これ、燃調が狂ってしまっています。

 

非常に多くある例ですね。

しかし、アフターファイヤーが起こっていなくとも、

基本的に吸排気系のハードを変えると燃調は狂ってしまいます。

しっかりとECUで調整してあげましょう。

 

そして、次にある例として、

 

エンジン、マフラーその他スペックは完璧!

燃調も合わせ、いざ走行!!

 

「燃費が悪くなったんですけど・・・」

 

これ当たり前ですw

マフラーを変え、吸入効率も良くなり、それに合わせ、燃料を増加していますので、

燃費は悪くなって当然です。

エンジンパワーは基本的に多く空気を吸い、

より多く、それに合わせ燃料を噴射してあげることが基本です。

そこで皆さん。

 

燃料調整って実際どのように行わているかご存じですか?

 

燃料はスロットルボディについているインジェクターから噴射されていますが、

 

ECUは決して【燃料噴射量】をコントロールしているわけではないんです。

 

インジェクターは様々なタイプがありますが、

それぞれ1秒間に噴射される量は決まっています

 

では、どのように燃調をコントロールしているのか?

 

ECU、マップにて【燃料噴射時間】をコントロールしています。

 

 

そして、さらにパワーにかかわる部分として、

最近のSS車両ではセカンダリーインジェクターが搭載されているものが多いです。

 

通常、純正ECUマップでは、セカンダリーインジェクターはあまり使用せず、

プライマリインジェクター(メイン)ばかりを使用しています。

 

街乗りではこのほうがフィーリングが良いからです。

 

しかし、サーキットなどへ行くと、高回転も多く使用するため、

セカンダリーインジェクターも多用し高回転時のパワーを引き出します。

 

というわけで、話したいことは山ほどありますが、

詳しくは動画にて

    ↓