はい。今回は、以前の12か月点検の続き。
フロントフォークのオーバーホール。
1年使ってきたフロントフォーク。
さぞOILも汚れていることでしょう。
というわけで、分解。
出てきた出てきた黒いやつ。
まずは各部品を綺麗にしましょう。
綺麗になぅたらインナーチューブの点検。
インナーチューブはストロークする際に、ブッシングがすれて縦傷がつきます。
良く点検してあげましょう。
爪が引っかかるような傷があればアウトです。
再メッキかけるのが一番ベストですが、
中々そうもいかないので、しっかりヤスリで磨いてあげましょう。
インナーチューブは曲がりもチェック。
Vブロックにおき、ダイヤルゲージでチェックします。
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針を
0点に合わせ、針が動いた量が振れとなります。
※詳しくはYouTube動画で
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そしてチェックが終わったら組付け。
ここで注意するのが、ブッシングの組み方。
ブッシングは合わせの部分があります。
この合わせの部分は、インナーチューブを傷つける原因になるので、
必ず車体横側にくるようにしましょう。
前、後ろ側は車体のピッチングにより、荷重がかかるからでです。
次に、OILシールを打ち込んでいきます。
このフォークシールドライバーもかなり長く使ってますねー
ストレートさんの工具なんですが、
もう15年選手です。
よくもっとるわ・・
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※ストレートのは見つからなかった・・
最後にOILを入れ、OILレベルを調整し完成。
OILレベル調整工具はKawasakiさんの純正工具を改造して使用しています。
※さすがに一般では売っていませんでした。
そして、車体につけていきます。
車体にストレスなく取り付けるのがコツ。
トップブリッジもかるく緩め、差し込んでいきます。
まずはトップブリッジ、次にステム、最後にアンダーブラケットの順にしめていきます。
これで完成。
皆さんもフォークオイルが真っ黒にならないうちにメンテナンスしましょう。
真っ黒を通り越すと変なにおいがしてきます・・・