今回はブレーキオーバーホール作業。
今回のYouTubeでは生声を使用し編集してみましたが、なかなかうまくいきませんでした・・・
ユーチューバーの先輩方すごいな~・・・
また撮影方法を模索してリベンジします・・・
では、ブレーキのオーバーホールですが、
早速、ご説明。
作業内容に関しては、YouTubeで動画を見ていただいたほうがわかりやすいかもしれませんが・・
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=547x10000:format=jpg/path/s32716f0e5b1e7dd2/image/i6f40bdfb822382a5/version/1597942213/image.jpg)
まず、ブレーキフルードを全部抜きます。
この時、ブリーダーを使用し抜きますが、全部は抜ききれません。
できるだけ抜きます。
リザーバータンクもなるべく吸っていきます。
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![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=547x10000:format=png/path/s32716f0e5b1e7dd2/image/ifc4e2c33182f9591/version/1597942836/image.png)
そして、バラしていきますが、
ブレーキラインを外す前に、主要なボルトを少し緩めておきましょう。
後が楽です。
そして、ブレーキパットは先に外し、避難させておきます。
これは後で測定します。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=548x10000:format=png/path/s32716f0e5b1e7dd2/image/idc4c89ba75718d0f/version/1597942585/image.png)
マスターをバラシて行きますが、
ピストンはCリングでとまっています。
スナップリングプライヤーが必要です。
ピストンを抜き・・
各部品を清掃。
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![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=548x10000:format=png/path/s32716f0e5b1e7dd2/image/i58b9a6bfa1b58641/version/1597942605/image.png)
清掃に使用するのは水に皿洗い用の洗剤を混ぜたものになります。
これが一番きれいになります。
ブレーキへのダメージも少ないですし。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=551x10000:format=png/path/s32716f0e5b1e7dd2/image/i55284da7b7337686/version/1597942664/image.png)
そして、新しいピストンを組むわけですが、
ピストンはグリスを塗り組む方も多いですが、
私はブレーキフルードを添付して組みます。
理由としては、この部分はブレーキフルードに浸かっており、ブレーキフルードとグリスが混ざるのが嫌だからです。
外側のゴム部品等は通常のグリスで組みます。
私は、ブレーキ周りのグリスは耐熱グリスを使用しますね。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=552x10000:format=png/path/s32716f0e5b1e7dd2/image/iaee36f890ddcba95/version/1597942693/image.png)
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次にキャリパーですが、
ピストンを抜きます。
ここで、皆さんに見てほしいのが、こちら。
この汚れ。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=552x10000:format=png/path/s32716f0e5b1e7dd2/image/i11575b70c095ab6a/version/1597942726/image.png)
今回のブレーキはレーサーマシンで、こまめにメンテナンスしていますので、かなり綺麗なほうです。
一般の方で全く手入れしていない車両ですと、真っ黒でなかなかよごれも取れません。
これを綺麗にしていきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=551x10000:format=png/path/s32716f0e5b1e7dd2/image/ia03f798c0bb954d0/version/1597942744/image.png)
綺麗になりました。
ダストシールとオイルシールを交換しますが、
ここでも私はダストシールは耐熱グリス。
オイルシールはブレーキフルードを塗布して組みます。
理由はマスターの時と同じです。
最後にブレーキパッドですが、
測定していきます。
通常、街乗りの方ですと、何㎜で交換ですねーなどと会話しますが、
レーサーの場合、ブレーキが激しいため、
ブレーキパッドは上面と下面で数値が違ってきます。
今回の上下差は0.4㎜・・
少し差がでてきましたが、今回は良いでしょう。
これが1㎜近くなってくると引きずりを起こします。
これは街乗りの方々にも言えることです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=552x10000:format=png/path/s32716f0e5b1e7dd2/image/i10e560513a8935f1/version/1597942766/image.png)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=551x10000:format=png/path/s32716f0e5b1e7dd2/image/ice4669775605baff/version/1597942785/image.png)
皆さんブレーキはこまめに清掃してください。
せめて半年に1回は清掃してください。