暑い・・・
暑いっスね・・・
(赤文字で書いちゃったよ・・・)
さあやってきましたこの時期が。
シーズン真っただ中なのは良いんですが、
マシンも人間もつらい時期です・・
タイヤが冷めないのは良いかな?いや熱が入りすぎてもいけませんね。
エンジンは走らないし、水温は高いし。
エンジンはECUマップの設定である程度補正できますが、やっぱり劇的に速くはなりません。
では、できることをやっていきましょう。
今回は、レースを目前に
水温を下げましょう企画。
はい、そう。
ラジエーターシュラウド製作です。
水温を下げる技術は色々あります。
①ラジエーター液を変える
②しっかりエア抜きをする
③ラジエーターキャップの圧力仕様上げ
④ラジエーターシュラウドの最適化(カウリングの仕様変更を含む)
⑤ラジエーターを大きくする
⑥etc・・・
まぁいろいろやりました。
全部行うと結構水温下がります。
カタールサーキットではあきらめてください。
そんなこと考えられない位暑いです(笑)
今回のお客様は、ほぼほぼ上記を行ったので、シュラウドの最適化を行います。
では製作開始~
まず、ラジエーターを丸裸にし、画用紙等で型紙を作ります。
後で修正するので、少し大きめが良いです。
形のこだわりとしては、カウリングを装着した際に、隙間が生まれないように。
ハンドルを動かすとフロントフォークが当たりますので、可動についても考えておきましょう。
その他、ステムの穴や、形次第では考えることも意外と多いです。
型紙が完成したら、本番材料を型に合わせ切っていきます。
本番素材は製作者によっていろいろ使用されているかと思いますが、
私は
・走行風をうけても変形しない
・エンジン、ラジエーターの熱でも変形しない
これだと思っております。
これがクリアできていれば、なるべく安価に製作致します。
最近はホームセンターでも本当に色々売っています。
今回は3㎜厚の素材を使用。ヒートガンを使用しやっと曲げられるような素材です。
さて、ある程度カット出来たら、ラジエーターにフィッティング。
余分な部分をカット、削り、ラジエーターに合わせ、変形させます。
さて、もうできたも同然です。
それっぽいでしょ?
今回は、上、下、左右と4枚製作しましたので、
これから上、左右を合わせ、接続していきます。
今日はここまで。
後日、完成させます。
※リベットの在庫がきれたので買ってきます(´・ω・`)